もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら [日記・雑記]
もし高校野球の女子マネージャーが
ドラッカーの『マネジメント』を読んだら
作者: 岩崎 夏海
自己啓発書などには特に興味はなかったのですが、
設定が面白かったので読んでみました。
タイトル名の通り、野球部の女子マネージャーが、ドラッカー著「マネジメント」を元に、甲子園を目指すお話。
マネージャーが頑張ったところで、甲子園に行けるのか?と思いましたが、
野球部員を顧客ととらえ、やり甲斐や責任を持たせるなど、
指南書のマネジメントの文章を引用し、
野球部の活動へと当てはめ、次々と成果を出していきます。
部活の「マネージャー」と、「マネジメント」は別物ではありますが、
勘違いから手にしたその本は、
主人公のミナミにとっては野球部を甲子園へ導く為のアイデアや行動の源となる教本です。
ストーリーもなかなか面白く、
実際に夏季大会が始まってからの展開も熱いです。
ミナミと親友の深い友情を感じて読みながら涙が出るシーンも。
難しそうな題材ではありますが小難しく考えずに楽しんで読める良い本です。
アニメ化もするので、そちらも合わせて是非!(*'-'*)
※以下、自分用メモ
(本文中で読めなかった漢字・意味のわからなった言葉などを調べています)
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【自分用メモ】 ※意味はgoo辞書より引用
定款(ていかん)…公益法人・会社・協同組合などの社団法人の目的・組織・活動などに関する根本規則。また、それを記載した書面。
慟哭(どうこく)…悲しみのあまり、声をあげて泣くこと。
暗澹(あんたん)…①薄暗くはっきりしないさま。暗く陰気なさま。 ②将来の見通しが立たず、全く希望がもてないさま。
骨子(こっし)…全体を構成するうえでの重要な部分。要点。眼目。
イノベーション(innovation)…①新機軸。革新。
②新製品の開発、新生産方式の導入、新市場の開拓、新原料・新資源の開発、新組織の形成などによって、経済発展や景気循環がもたらされるとする概念。シュンペーターの用語。また、狭義には技術革新の意に用いる。
杓子定規(しゃくしじょうぎ)…《曲がっている杓子を定規代わりにすること、正しくない定規ではかることの意から》すべてのことを一つの標準や規則に当てはめて処置しようとする、融通のきかないやり方や態度。また、そのさま。
せせこましい…①狭くて窮屈な感じがするさま。狭くるしい。
②考え方や性質などがこせこせして、心にゆとりがないさま。
枚挙(まいきょ)…いちいち数え上げること。一つ一つ数えたてること。
造詣(ぞうけい)…その分野についての広く深い知識や理解、また、すぐれた技量。 例)造詣が深い
真摯(しんし)…まじめで熱心なこと。また、そのさま。
熟慮(じゅくりょ)…よくよく考えること。いろいろなことを考えに入れて、念入りに検討すること。熟考。
小康(しょうこう)…①事態がしばらくの間、収まっていること。
②悪化の方向にあった病状が治まって、安定した状態になること。
怒濤(どとう)…荒れ狂う大波。また、はげしい勢いで押し寄せるようすのたとえ。
恭しい(うやうやしい)…《「礼(うや)」を重ねて形容詞化した語》相手を敬って、礼儀正しく丁寧である。
おくびにもださない…物事を深く隠して、決して口に出さず、それらしいようすも見せない。おくびにも見せない。
能吏(のうり)…能力のすぐれた役人。また、事務処理にすぐれている役人。有能な官吏。
決然(けつぜん)…きっぱりと決心したさま。思い切ったさま。
緻密(ちみつ)…①布地・紙などのきめが細かいこと。また、そのさま。
②細かいところまで注意が行き届いていて、手落ちのないこと。また、そのさま。
ボルテージ(voltage)…①電圧。 ②熱気。内にこもる力。
渉外(しょうがい)…①外部と連絡・交渉すること。「―係」 ②ある法律事項が、国内だけでなく外国にも関係すること。
擁する(ようする)…①だきかかえる。いだく。 ②所有する。 ③ひきいる。従える。 ④人としていただく。
戦慄(せんりつ)…恐ろしくてからだが震えること。
杞憂(きゆう)…《中国古代の杞の人が天が崩れ落ちてきはしないかと心配したという、「列子」天瑞の故事から》心配する必要のないことをあれこれ心配すること。取り越し苦労。
2010-12-18 03:35
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